- 飛鳥IIIの実際の揺れ具合と、最新設備のリアル
- 乗船早々に酔ってしまった時の具体的な対処法
- 酔いやすい人が絶対やっておくべき事前準備
憧れの豪華客船「飛鳥III」でのクルーズ旅行。
非日常の優雅な空間、目の前に広がるどこまでも青い海、そして美味しい食事の数々……。
旅の思い出は、まさに「最高!」の一言に尽きます。
……ただ、一つ大きな問題がありました。
ぶっちゃけ、乗船早々に盛大に船酔いしました!
実は私たち夫婦、見事なまでの「凸凹コンビ」なんです。
夫はどんなに揺れる乗り物でもケロッとしている「全く酔わない人」。
対する私は、小さい頃から車で30分乗っただけで気持ち悪くなる、
筋金入りの「超・乗り物酔い体質」です。

飛鳥IIIってすごく大きい船だし、最新の設備があるから大丈夫なんじゃ……?
そんな淡い期待を胸に乗船したものの、酔いやすい体質の私の現実は、そう甘くありませんでした。
「私、乗り物酔いしやすいから、豪華客船なんて夢のまた夢かな……」
そんなふうに、乗船前から不安で、クルーズの予約をためらっていませんか?
大丈夫です!
酔いやすい体質の私が実際にどう揺れ、どうやってピンチを乗り越えたのか。
リアルな体験と対策のすべてを包み隠さずお話しします!
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
飛鳥IIIの揺れのリアル:フィン・スタビライザーの実際
「豪華客船といえば、大きくて安定しているからほとんど揺れない」
乗る前は、そんなイメージをなんとなく抱いていました。
しかも、飛鳥IIIには船体の横揺れをピタッと抑えてくれる「フィン・スタビライザー」という最新の装置がしっかり搭載されていると聞いて、「これなら酔いが軽減されるのでは?」と安心しきっていたんです。
実際に船も、あの手この手で揺れを抑えようと頑張ってくれていました。
……が、海の上に出てみると、現実はそう甘くありませんでした。
対策が施されているものの、やっぱり「普通に揺れる」


海は私たちが思っている以上にダイナミックです。
最新設備があっても、天候や海流によって、日ごと、時間ごとに様々な揺れ方が襲ってきます。
- 左右にゆったりと傾く横揺れ
- 船首がフワッと持ち上がっては沈む縦揺れ
- 時には不規則に前後へと揺さぶられる感覚



これだけ対策されているはずなのに、普通に揺れるじゃん……!
というのが、酔いやすい私にとって最初のリアルな衝撃でした。
船側も揺れを少なくしようと努力してくれているのは分かるのですが、
私の三半規管はすでにキャパシティオーバー気味。
隣でケロッとしている夫を横目に、私は早くも嫌な予感を察知し始めます。
スタッフさんに聞いた「揺れのタイプ」
気分転換も兼ねて船内のスタッフさんにこっそり聞いてみたんです。



やっぱり、船酔いするお客さんって多いんですか?
するとスタッフさんは、苦笑いしながらこんな話を教えてくれました。
人によって「この揺れ方のタイプは絶対にダメ」という苦手な波があるんですよ。
縦の揺れだけで一発アウトな方もいれば、私たちスタッフでも、体調や海況によっては「今日はちょっとキツイな…」って感じる日は普通にありますよ!
あの華やかでスマートなスタッフさんたちも、日によって苦戦することがあるんだと聞いてなんだか納得。
船側も一生懸命対策してくれているけれど、こればかりは体質や運の要素もあるんだなと、妙に気が楽になった瞬間でした。
乗船1時間後でダウン!酔いやすい妻と、ケロッとしている夫
「さあ、いよいよ憧れの飛鳥IIIの旅が始まるぞ!」
港を離れていく景色を見ながら、胸をときめかせていたのも束の間。
私の身体には、早くも不穏な影が忍び寄っていました。
乗船してからわずか1時間後のことです。
なんだか胸のあたりがモヤモヤし始め、じわじわと冷や汗が……。
あの乗り物酔い特有の「あ、これもう絶対ヤバいやつだ」という嫌な感覚が、一気に全身を駆け巡りました。
圧倒的な「夫婦の温度差」
ベッドの上でぐったりと横になり、「うう……気持ち悪い……」と青い顔をしている私のすぐ横で、夫はというと――。



え? もう?大丈夫??
……なんて言いながら、まったく顔色一つ変えず、窓の外に広がる大海原の景色をカメラでパシャパシャと撮影し、めちゃくちゃ楽しそうにしているのです。
この見事なまでのコントラスト、酔いやすい人なら激しく共感してもらえるのではないでしょうか(笑)。
「同じ船の同じ時間を過ごしているのに、なんでこの人はこんなにケロッとしていられるんだ……」
と、少し恨めしくなりつつも、自分の三半規管の弱さを呪うしかありませんでした。



せっかくの飛鳥IIIなのに、
初日から私だけダウンなんて最悪のスタートじゃん……
そんな絶望感に包まれながら、私は持参した酔い止めを飲み、ベッドで早めに休むことにしました。
対策1:乗車前の「酔い止め薬」の準備とリアルな副作用
初日からベッドでダウンしてしまった私ですが、結果的にここから見事に復活することができました。
その明暗を分けたのが、事前の「ある準備」と、薬に対するリアルな対策です。
1. 船内で酔い止めの薬が買えない。事前に準備しておいて。
今回、本当に助かったのが、先輩たちの勧めで、乗船前に自分用の酔い止め薬を購入して持参していたことです。
ここで絶対に知っておいてほしいのが、
船内では薬の譲渡や販売が基本できない
ということ。
乗ってから「あ、気分が悪くなってきたから酔い止めが欲しい!」と思っても、船の医務室や売店で一般の市販薬をもらうことは基本的にできません。
「船に乗ってからどうにかすればいいや」という油断は禁物です。
酔いやすい自覚があるなら、必ず乗船前の準備(薬の持参など)が絶対条件になります。
2. 酔い止め薬の「副作用」
症状が悪化する前に、持参していた酔い止め薬を飲んで早めに就寝したのですが、ここで実際に飲んだからこそ分かった「薬の副作用」をリアルに体感しました。
- ・とにかく強烈な眠気が襲ってくる
-
薬が効いてくると同時に、ものすごい睡魔がやってきました。
「早く寝なきゃ!」と半ば強制的に眠らされるような感覚で、ベッドに沈み込んでいきました。
- ・のどがカラカラに渇く
-
口の中やのどが異常に渇く感覚がありました。
最初は「え、薬を飲むとこんな感じなの……?」と少し戸惑いましたが、それだけ三半規管をしっかりと落ち着かせてくれている証拠でもあります。
横で心配して見守ってくれていた夫に飲み物を頼んだりしつつ、この「早めの服薬としっかり休むこと」が、結果的に最高の一手を打つことになりました。
すっかり眠気に身を任せてぐっすり眠ったことで、翌朝には嘘のようにスッキリと体調が回復していました!
対策2:薬に頼らない「酔い止めバンド」や環境づくりのコツ
酔い止めバンドの実際に使用感
どんなもの?
手首の内側にある内関(ないかん)という、吐き気を和らげるツボをプラスチックの突起でグッと押し続ける仕組みのリストバンドです。
メリットとリアルな効果:
なんといっても「薬のような副作用(眠気やのど・口の渇き)が一切ない」のが最大のメリットです。
人によっては「着けると不思議とムカムカが和らぐ」「お守り代わりになる」と重宝されています。
ただし、重度の酔いやすい体質の人にとっては「これ一本だけで絶対に酔わない!」という過信は禁物。
酔い止め薬を飲むほどではないけれど少し不安なときや薬の副作用で眠くなりたくない時間帯、そして薬とW使いするお守りとして持っておくのが大正解です。
私も使用してみましたが、ツボを押されている感覚があり、若干酔いが軽減しましたし、視覚的な効果があり、安心感がありました。
酔い止めバンドをはじめとして、飛鳥Ⅲの旅におすすめのアイテムを関連記事で紹介しています。


2. 船内での過ごし方・環境づくりのコツ
薬やバンド以外にも、乗船中に行動や環境を工夫することで酔いにくさをグッとアップさせることができます。
- ・客室の「場所(位置)」にこだわる
-
船は、「重心が低く(下層階)、前後の中央付近」が一番揺れが少ないと言われています。
逆に、一番揺れを大きく感じるのは「一番上の階(高層階)」や「船の先端(前)」です。
私たちが実際に飛鳥バルコニーに泊まった8デッキの中階層にいる時は、比較的揺れを抑えられてホッとしましたが、逆に12、13デッキの高階層は揺れが強く、ふわっとする感覚がありました!
予約の段階やチェックイン時に、できるだけ揺れにくい低階層で、船の中央に近い位置を意識して選んだり、もしアップグレード等脚質変更をするときは、部屋の位置を確認するのが、酔いやすい人にとって、確実な自衛策です。
- ・「遠くの水平線」を見る
-
スマホや本を近くで見たり、下を向いたりしていると、三半規管と視覚のズレから一気に酔いやすくなります。
スマホをいじっている時は私も体調が悪くなりました。
気分が悪くなってきたら、遠くの水平線や動かない一点をぼーっと眺めるのが鉄則です。
- ・お腹は「空けすぎず、満腹にしすぎず」
-
空腹すぎても胃酸で気持ち悪くなり、逆に食べ過ぎても酔いやすくなります。
乗船前や揺れが気になるときは、クラッカーやゼリー、飴などの軽食で小まめに胃を落ち着かせるのがおすすめです。
食事は美味しいですが、食べ過ぎには注意してください。
- ・しめつけない服装でリラックス
-
ベルトやきつい下着などで身体を締め付けていると、呼吸が浅くなって自律神経が乱れ、酔いを悪化させます。
乗船中はゆったりしたウエストゴムの服や、締め付けのないリラックスウェアで過ごしましょう。
3. 波が穏やかな旅先を選ぶのも対策の一つ
酔いやすい体質をカバーする最後のコツとして、「そもそもどんな海域を通る旅を選ぶか」を意識するのも大きなポイントです。
私たちは普段、穏やかな瀬戸内海で過ごしています。旅行先で、いざ外洋や日本海に出てフェリーや快速船に乗ったとき、「海ってこんなにダイナミックに揺れるの!?」と盛大にびっくりしてしまいました。
- 瀬戸内海クルーズや内海エリアの魅力
-
島々に囲まれている瀬戸内海などは、波が穏やかで、船の揺れも最小限に抑えられます。
「外洋の荒波に耐えられるか不安…」という方は、まずは波が穏やかな海域をメインにした航路やクルーズからスタートしてみるのが大正解です。
- 自分の「酔いやすさ」と相談したルート選び
-
飛鳥IIIのような素晴らしい豪華客船であっても、航路によっては太平洋などの外洋に出るため、どうしても海のコンディションの影響を受けます。
「いきなり大海原はちょっと怖いかも…」という場合は、航海ルートや日数、海況の穏やかさも事前にチェックしておくと、より安心して旅を楽しめますよ。
クルーズ旅行を検討するときは、どうしても「日数」や「寄港地」だけに目が行きがちですが、「どんな海域を通るルートなのか」を知っておくことも、酔いやすい私たちにとっては非常に重要なポイントです。
外洋のダイナミックな航海も魅力的ですが、自分の体調や不安の度合いに合わせて、まずは無理のない航海から選んでみてください!
体調が悪くなったら?
もし実際に船内で動けなくなってしまったら、一人で我慢せずに、客室のベッドで横になるのが一番の特効薬です。
私の場合も、無理にダイニングに行こうとせず、夫にルームサービスや軽食をお願いし、ひたすら眠って体力を回復させました。
客室や各フロアにはエチケット袋もしっかり用意されており、「万が一の備えがある」と思うだけでも心の余裕につながります。
また、5デッキには医務室も完備されているほか(診療時間は要確認)、どうしても辛いときはフロントやスタッフさんに声をかければ親身に対応してくれます。
いざという時は遠慮なくスタッフの方に声をかけたり、頼ったりしてくださいね。


まとめ:「酔いやすいから」と諦めないで!
乗り物酔いしやすい私でも、豪華客船になんて乗って大丈夫かな……
もしあなたが今、乗船を前にそんな不安で胸がいっぱいなら、ぜひ伝えたいのです。
酔いやすいからといって、あこがれの飛鳥IIIの旅を諦めてしまうのは本当にもったいない!
たしかに、フィン・スタビライザー等の対策があっても海の上では普通に揺れますし、私のように乗船早々にダウンしてしまうこともあるかもしれません。
夫のようにケロッとしている人と自分を比べて、少し落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
ですが、
- 乗船前の市販薬の準備
- 薬の副作用への心構え
- 酔い止めバンド
- 過ごし方の工夫
- 穏やかな海域選び
これらさえしっかりと押さえておけば、たとえ初日に少し酔ってしまっても、その後の素晴らしいクルーズライフを十分に満喫することができます。
実際に私も、薬を飲みながら、美味しい食事や船内のイベントを心から楽しむことができました!
しっかり万全の準備をして、あなたもぜひ安心して飛鳥IIIの素晴らしい船旅に出かけてみてくださいね。
素敵なクルーズの思い出ができますように!
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