「飛鳥IIIのアスカバルコニーって実際どうなの?」
「料金に見合う価値はある?」
新時代の豪華客船「飛鳥III」。
全客室にプライベートバルコニーが付いていますが、その中でも一番人気の客室グレード「アスカバルコニー」に実際に宿泊してきました。
気になる部屋の広さや使い心地、アメニティ、そして「ぶっちゃけどうなの?」というリアルな感想を、メリット・デメリットを含めて包み隠さずレビューします。
私たちも、公式サイトのスペック表(22.0㎡)を見ながら、正直「これでちゃんと過ごせるのかな」と少し不安でした。
5泊6日、実際に生活してみて感じたことを、良かった点も戸惑った点も含めて書いていきます。
部屋の広さは「最初だけ」気になった
正直に言うと、乗船してドアを開けた瞬間は「あ、狭いかも」と思いました。
でも、旅の中で窮屈さを感じることは一度もありませんでした。
理由は単純で、部屋にこもりきりになる旅ではないからです。
バルコニーに出れば海と椅子が待っていて、ラウンジやレストランで過ごす時間も長い。
部屋は「戻ってきて眠る場所」として考えると、十分すぎるくらいの広さでした。
収納はうれしい誤算でした!
クローゼットのハンガーは数が多く、スーツケース2個をきちんと収納できました。
持って行った服も、全てハンガーにかけられたのも嬉しかったです!
実は、緊急事態に備えて、小さい洗濯バサミを事前に購入しておいたのですが、最後まで使うことはありませんでした。
着替えを出しっぱなしにせず、部屋をすっきり保てたのは快適さにかなり効いていたと思います。

ベッドも違和感なく、毎晩よく眠れました。
見た目より思ったよりスプリングが効いていて、しっかりした寝心地です。
バルコニーは「潮風が平気な人」には最高の場所
バルコニーには椅子2つとテーブルが置かれています。(切り抜きで隠れてしまいましたが;)
私たちは20時から24時まで過ごした日と、朝10時から12時まで過ごした日がありました。

隣の部屋との仕切りは薄い板一枚なのですが、実際に過ごしていて隣の気配を感じることはほとんどありませんでした。プライバシーの心配は、思っていたより小さくてよかったです。
揺れや風は、バルコニーにいるとやはり感じます。ただ、辛いというほどではなく、景色や会話に集中していると気にならなくなる程度でした。
一つだけ注意点があります。天候にはかなり左右されます。
私たちの帰りの日は一日雨で、結局バルコニーは一度も使えませんでした。「潮風や天候の変化込みで楽しめる人向け」というのが正直な感想です。
揺れの正直な感想については関連記事で紹介しています。船酔いが気になる方は確認してください。

お風呂は「クルーズ船独特」。最初は戸惑いました

正直、今回の滞在で一番戸惑ったのはお風呂でした。
バスタブの栓は、手で抜き差しするのではなく足で踏んで開閉するタイプです。
シャワーも見慣れないレバー式で、蛇口とシャワーヘッドを切り替える方式。
お湯を一度止めると、次にひねったときは蛇口側に戻ってしまうので、シャワーに戻すひと手間が毎回必要でした。
最初にお風呂に入った際、使い方が分からず混乱して、マスターしてすぐに夫に教えてあげました!
初日はかなり戸惑いましたが、2日目以降は体が覚えてしまえば何の問題もありません。
洗面台は見た目も含めて豪華で、ここは素直に気分が上がるポイントでした。

音は静か。ただしトイレの音だけは要注意
廊下を歩く音がうっすら聞こえる程度で、隣室の生活音や、心配していたエンジン音はほとんど気になりませんでした。
「ごーっ」というような機械音はなく、ほぼ無音に近い静かさです。
一つだけ正直に書いておくと、トイレを流す音だけは思ったよりしっかり聞こえます。
夜間、隣で寝ている人が起きてしまわないか気になる人は、頭に入れておくといいかもしれません。
外でも聞こえました。部屋の前で夫を待っている時、トイレを流すと外でも大きな音がします。
冷蔵庫・ミニバーは想像以上に快適だった
冷蔵庫の中身は毎日スタッフの方が補充してくれて、これは地味に感動したポイントです。
いくら飲んでもドリンクが常にありました。
ミニバーは一度お茶を淹れて使いましたが、それ以外の飲み物は基本的にラウンジやレストランで楽しんでいたので、部屋ではあまり使いませんでした。

結局、バルコニー客室はどんな人におすすめ?
5泊6日過ごしてみて感じたのは、この客室が向いているのはこんな人です。
- 潮風や天候の変化ごと楽しめる人
- 部屋にこもるより、船内で過ごす時間を大切にしたい人
- クルーズ船特有の設備を「戸惑いも旅の一部」として楽しめる人
逆に、部屋そのものの広さや最新設備にこだわりたい人は、上位グレードを検討したほうが満足度が高いと思います。
客室グレードごとの違いは、別の記事で詳しく比較していく予定です。
